アカバナダンドク(赤花檀特)学名: Canna coccinea Mill.

2019年5月25日

[toc]

 

Indian shot which blooms in Okinoerabujima-island (Remote-island near Okinawa). Please click translation function on the upper right side of the screen.

 

アカバナダンドク(赤花檀特)
学名: Canna coccinea Mill.
ショウガ目カンナ科カンナ属
うちなーぐち(沖縄の方言)ではマーランバショウと呼ばれます。

アカバナダンドク(赤花壇特)Canna coccinea Mill.
アカバナダンドク(赤花壇特)Canna coccinea Mill.

熱帯から温帯に生育する多年草でカリブ諸島、熱帯アメリカが原産。日本には江戸時代に園芸目的で移入(いにゅう)された。全ての写真を撮影した沖永良部島は花の島とよばれるぐらい花の栽培に力をいれており、熱帯では年中花を咲かせるので盛んに栽培していたものがこの花の混雑交配(こうざつこうはい)がすすみ、この種類は栽培されなくなり、野生化したものが自生しています。これは他の南西諸島でも同様です。

アカバナダンドク(赤花壇特)の実 Canna coccinea Mill.

花の色は赤で、花びらに見えるものは、雄しべが変化したものです。秋に実が熟すと、散弾銃の弾丸のように重くて丸い形としている黒い種子を作ります。(上写真左)これが英名Indian shotの由来です。これをビーズにして紡いでネックレスにしたものが国立科学博物館に展示されていました(下写真)

 

ダンドク

 

2019年5月25日

Posted by hana