クロサギ (黒鷺)学名:Egretta sacra
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悪い奴の比喩に例えられるクロサギですが
クロサギ(黒鷺)
学名:Egretta sacra
ペリカン目サギ科コサギ属
クロサギは留鳥(りゅうちょう)ですが、あまり見かけません。
それはクロサギには黒い羽の色の黒型と、クロサギなのに全身白い羽の白型の2タイプがいて、西南諸島には本来白型のものが多いと言われているからです。その理由は黒型が黒い岩場にいるのに対して、白型は白い砂浜やサンゴに色を似せているからだと言われています。
白のクロサギとダイサギがよく間違われるのですが、クロサギは白型も黒型も足が短く、黄色っぽいのでダイサギの違いは足を見ればわかります(下写真)
ダイサギ
この日のクロサギはお魚をとったり、水浴びをしたり、ずいぶんのんびりと21世紀の森ビーチを楽しんでいました。
このクロサギはお盆の時期に21世紀の森ビーチで撮影したのですが、写真には写ってませんが、海辺で横たわる人影が二つありました。1時間近くこのクロサギを撮影している間もピクリとも動かないので怖くなって先ずは海の監査員さんに連絡しました。結果から先に言うと酔っ払って寝てしまった若者2人だったのですが、その報告を聞くまでは本当に怖かったです。
沖縄ではお盆の時期は海に(霊などに)ひっぱり込まれるから海に入るなとおばあ(おばあちゃん)たちはみな口を揃えていいます。私の考えは完全にそちらに引っ張られてたので酔っ払いと聞いて力が抜けました。
どちらも沖縄らしい話とクロサギの私の思い出です。