第30回はり師きゅう師国家試験問題(問題112~116)経絡経穴概論のざっくりとした解答付き
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第30回はり師きゅう師国家試験(問題112~116)経絡経穴概論
第30回はり師きゅう師国家試験問題(問題112~116)経絡経穴概論をクイズ形式にしたものと一問一答(ざっくりとした解説付き)です。
クイズ形式(問題112~116)
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問題と解答一覧
【問題112】 督脈の経穴で、外方 3 寸に膀胱経の経穴がないのはどれか。
1.陶 道
2.霊 台
3.懸 枢
4.腰 兪
【解答・解説】1
外方3寸は太陽膀胱経の第2行線なので
1.陶 道
【その他の選択肢】
2.霊 台 → 譩譆
3.懸 枢 → 肓門
4.腰 兪 → 白環兪
【問題113】深刺の際に最も注意すべき穴はどれか。
1.八 風
2.秉 風
3.風 市
4.風 池
【解答・解説】4
4.風池
【その他の選択肢】
1.八 風
2.秉 風
3.風 市
【問題114】経穴の部位で正しいのはどれか。
1.伏兎は、大腿前外側、大腿直筋の外側で膝蓋骨底の上方 3 寸にある。
2.承扶は、大腿部後面、大腿二頭筋と半様筋の間、殿溝の下方 6 寸にある。
3.風市は、大腿部外側、腸脛靱帯の後方で、膝窩横紋の上方 7 寸にある。
4.陰包は、大腿部内側、薄筋と縫工筋の間、膝蓋骨底の上方 4 寸にある。
【解答・解説】4
4.陰包は、大腿部内側、薄筋と縫工筋の間、膝蓋骨底の上方 4 寸にある。
【その他の選択肢】
1.陰市(胃経)は、大腿前外側、大腿直筋の外側で膝蓋骨底の上方 3 寸にある。
2.殷門(膀胱経)は、大腿部後面、大腿二頭筋と半様筋の間、殿溝の下方 6 寸にある。
3.中瀆(胆経)は、大腿部外側、腸脛靱帯の後方で、膝窩横紋の上方 7 寸にある。
【問題115】母指外転筋と短母指伸筋の間にある経穴について正しいのはどれか。
1.主に急性症状の治療で用いる。
2.督脈との交会穴である。
3.脈気が溜るところにあたる。
4.頭項の病に用いる。
【解答・解説】4
四総穴では4.頭項の病に用いる。
【その他の選択肢】
1.主に急性症状の治療で用いる。→ 郄穴
2.督脈との交会穴である。→ 大杼(骨会)
3.脈気が溜るところにあたる。→ 榮気
【問題116】正中神経の分布領域にある経穴はどれか。
1.商 陽
2.関 衝
3.少 衝
4.少 沢
【正解・解説】1
1.商 陽
陰経では心包経の激門〜中衝までと肺経の魚際
陽経では大腸経の商陽が正中神経支配になる
【その他の選択肢】
2.関 衝
3.少 衝
4.少 沢