南大東島への行き方は?飛行機とフェリーでのアクセス方法
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南大東島はどこにあるの?
南大東島は、沖縄本島の約400km東、宮崎県の真南に位置する島です。島の周囲21.2km、標高75mの小さな島で、気候は亜熱帯の海洋性気候に属しています。亜熱帯気候ですが晴れた日の冬の夜には最低気温が10℃以下になることがあります。
下図の
南大東島にはどうやって行くの?
沖縄本島から飛行機またはフェリーの2通りの行き方があります。2つの方法を簡単に比較しました。
手段 | 移動時間(待ち時間込) | 費用(往復) | 備考 |
---|---|---|---|
飛行機 | 2.5時間 | 38,200~51,200円 | |
フェリー | 17時間 | 11,280円 | 欠航、遅延が飛行機より多い |
1. 飛行機の場合
那覇⇔南大東便は多くて1日に2往復です。飛行機はJAL子会社の琉球エアコミューター(RAC)で、定員50人ぐらいのプロペラ機です。小さい飛行機なので一人リュック1個以外の荷物(キャリーバッグなど)は機内持ち込みができないので荷物を預けてくださいね。下に2017年11月現在のフライトテーブルを載せておきます。最新情報はJALのサイトで調べてくださいね。
沖縄(那覇) → 南大東
便名 | 出発予定時刻 | 到着予定時刻 | 備考 |
---|---|---|---|
RAC 861 | 09:35 | 10:40 | - |
RAC 867 | 13:45 | 14:55 | 火・水・木曜運航 |
南大東 → 沖縄(那覇)
便名 | 出発予定時刻 | 到着予定時刻 | 備考 |
---|---|---|---|
RAC 862 | 11:10 | 12:25 | |
RAC 868 | 16:10 | 17:25 | 月・金・土・日曜運航 |
フライト時間は1時間10分、料金は片道一人19,100~25,600円ぐらいなのです。プロペラ機、楽しいよ~。
2. フェリーの場合
フェリーは泊(とまり)港から出ているので、那覇空港→泊港に移動し、そこからフェリーに乗ります。ラフすぎますよね。もう少し細かく説明すると、まず、事前に電話でフェリーの予約(往復)をしておきます。那覇空港に到着したらバスで泊港まで移動し、フェリー乗り場でチケットを受け取り、乗船という流れです。
チケットの予約
那覇から南大東島へのフェリーは大東海運が運航してます。大東海運に電話(098-861-0515)し、往復のチケットを予約してください。料金は大人一人、片道5,690円(往復で10,820円)、現金のみです。子供さんはもう少し安くなりますし学割もありますので、チケットの詳細はこちらをご覧ください。フェリーの出港時間は17:00ですが、乗船時間は16:00~16:30なので余裕をもって移動してください。帰りのチケットはあとで取ろうと思っているときは余裕をもって。席がないと乗れないよ。
大東海運株式会社:チケット購入から搭乗までの流れ
注意点として、船は海が荒れていたり台風が近づいていると欠航になります。このサイトの下に運行状況をメールでお知らせしてくれるサービスがあるので登録をお勧めします。
那覇空港から泊港への移動
那覇空港から泊港への移動手段は、バス、タクシー、モノレールがありますが、特に急いでいなければバスをお勧めします。バスは乗車時間が短く(約23分)、最安(230円)な99番がいいでしょう。
バスの時刻表はこちら
那覇空港の99番バス乗り場は1階の3番乗り場です。
下車するバス停は、 泊高橋です。バス停の目の前が、泊ふ頭旅客ターミナルビル「とまりん」です。
チケット受け取りから乗船まで
事前に予約したチケットはとまりんアネックス1Fの大東海運事務所でお受け取りください。現金のみです。カードは使えません。沖縄はカード使えないところ多いので気を付けて!また、このときに乗り場を確認しておいてください。変更になることがあります。乗り場の地図はこちら。
無事に乗船できたら居心地の良さそうな場所を確保しましょう(笑)15時間、そこで過ごしますから。
航路は外洋のため揺れますので、酔いやすい人は酔い止めや氷の準備をお忘れなく。酔ったかなというときに氷を口に入れてなめていると酔いが止まると、船員さんが言ってました。
フェリーで行くことの楽しみ
南大東島、北大東島は珊瑚が隆起してできた島で、島の周りは断崖絶壁になっており、船が接岸して乗り降りできません。なので、人も荷物もクレーンで引き上げます。レア体験ですよ!