オオサンショウウオだけじゃない!ロマンチックな大人のデートにも向いています✰京都水族館【京都:京都駅】
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Kyoto aqua museum has many Japanese giant salamander # Travel Information of Kyoto. Please click translation function on the upper right side of the screen.
街の真ん中にある京都水族館。出来た当初からかなり評判が高かったので行ってみたかったのですが、やっと行けました。そしてとてもいい水族館であるという噂は本物でとても楽しかったです。
京都水族館1F
オオサンショウウオ
京都水族館の代名詞といえばオオサンショウウオ。エントランスを過ぎるとすぐにオオサンショウウオの大水槽が目に飛び込んできます。
ひしめき合うオオサンショウウオの様子はずっと見ていても飽きません。
オオサンショウウオ(大山椒魚)
オオサンショウウオ科オオサンショウウオ属
学名:Andrias japonicus
飼育下では最大で全長150センチメートルにまで育つと言われているトカゲやイモリと同じ両生類であるオオサンショウウオは日本の南西に生息する固有種で、国の特別天然記念物です。「生きた化石」や「世界最大級の両生類」など様々な異名をもつオオサンショウウオはの生息地として京都は有名でした。しかしここ近年は鴨川では野生の在来種は絶滅した可能性があり、上桂川でも雑種化が進行しているという報告があります。
そんな鴨川に生息していた在来種のオオサンショウウオが展示されています。
私が行ったときはちょうど企画展をやっていました。
足元の床にはプロジェクションマッピングで京の川が投影され、足を動かして床に触れた所の映像が変化するスマートタッチの技術と合わさって、まるで自分が川の中にいるような体験ができます。
オットセイ・アザラシ
京の海
大水槽と呼ぶには少し小さいけれど、それでもたくさんの魚がひしめき合う京都の海を表している水槽。照明を落としてあるのでイワシの群れがキラキラと輝く様子を一番きれいに見る事ができます。
この水槽が見えるベンチでは腰をかけて休憩しながらぼーっと水槽を見かけている人をたくさん見ました。みなさん私と同様に癒されているんでしょうね。ここで15分ほど休憩して次は2Fへ移動します。
京都水族館2F
扉をあけて外のエリアにでると、かわいいペンギンの足跡を辿っていく事ができます。
角を曲がるとペンギンと背比べができます。
そして大きな声で鳴くケープペンギンたちがで迎えてくれます。京都水族館ではかわいい名前が付いていてるペンギンたちがガラスに向かって仁王立ちしています。こちらが観察しているのか、それともこちらを観察しているのかわかりませんが、割とジーっと私の顔を見ていました。
ペンギンエリアで人気のイベントは京都の通り名から付けられたペンギンの名前(例えば一番最初に名前が付けられた「まる」は丸太町通りから)を呼びながら一匹づつ餌やりするイベント(フィーディングタイム)です。私は時間が合わなくて見れませんでしたが、ペンギンは思ったよりも大きな声で鳴きますのでご飯タイムは大迫力だと思います。
再び建物の中に入ると深海の世界が広がっています。
エビ・カニ
小さなエビたちから
大きなタカアシガニまで数は多くはないですがユニークな名前のエビたちなども展示されています。
真っ赤な世界から今度は青と白の世界へ移動します。
クラゲ
まるで宇宙のようなクラゲの水槽。
小さなクラゲたちも見ているだけで癒されます。
コブエイレネクラゲ
普通に展示されていましたがコブエイレネクラゲは鳥羽水族館でエイレネクラゲの新種クラゲとして発見されましたが、発見後20年以上に渡って世界中の自然界で一切発見されていないのです。
カギノテクラゲ
クラゲですが海中を漂わず、海藻にくっ付くので無害そうな見た目ですが猛毒を持ちます。
サカサクラゲ
オワンクラゲ
アカクラゲ
日本でクラゲといえばこのアカクラゲを指すほどの知名度ですが、俗名に「サナダクラゲ」を持ちます。真田幸村が大阪夏の陣の時にアカクラゲ大量に捕獲して乾燥させて粉にしたものを、徳川勢に向けて振りまきました。攻撃を受けた徳川の兵たちがくしゃみをしている間に攻めて勝利したからだそうです。古くから日本では猛毒として知られていたようです。
サンゴ礁の生き物
こんどはサンゴ礁に暮らす小さな魚たち。ディズニー映画でおなじみのニモ(くまのみ)ももちろんいました。
青い体に黄色い尻尾のナンヨウハギ、カクレクマノミやピンク色のキンギョハナダイ。
水族館の人気者ちんあなご。
大きな展示ブースはここで終了ですが、ちいさなお子さんやガチャ好きにはたまらない休憩所がありました。
プレイルーム
いきものガチャ。
おさわり、ねころがり自由のオオサンショウウオスペース。
山紫水明
絶滅の危機に瀕(ひん)している京都の希少生物の展示エリアです。奥にあってスルーされがちですが、手作りの案内板から一生懸命このコーナーを作っているのが伝わってきます。
山紫水明の前にはカフェスペースがあってオオサンショウウオ(のぬいぐるみ)に見つめられて休憩できます。
カフェ
良かったらオオサンショウウオ(のぬいぐるみ)と相席してみて下さい。
イルカスタジアム
イルカショーの時間以外でもイルカはプールにいますのでゆっくり見る事ができます。
お土産ショップ
カフェで見たオオサンショウウオが可愛すぎるのに、ダメ押しでギュウギュウに詰め込まれたこのオオサンショウウオを見たら買いたくなること間違いないです。私はこの日新幹線で帰る予定だったので買いませんでしたが、次回ここに来たときは買わない自信はないです。
京都水族館の周りのお寺「龍願寺」
京都駅から徒歩でもバスでも約20分のところにある京都水族館。もし時間と体力に余力があるなら行きか帰りは徒歩で行く事をお勧めします。それは途中に面白いお寺があったからです。お寺の横を通った時に掲げられたこの掲示板が気になって急いで写真だけ収めたのですが(下写真)、帰ってから調べてみると念仏フェス「十夜祭」「超十夜祭」やら浄土系アイドル「てら*ぱるむす」のプロヂュースやらガチャガチャのお寺版「寺ガチャ」など面白いイベントを企画運営しているようです。お寺は昔は娯楽要素もあったはずですから、とてもいいお寺さんだと思います。
ホームページ
アクセス
名前:京都水族館
住所:京都府京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
TEL: 075-354-3130(10時〜18時)