何時間でも眺めていられる美しい本棚「ハリソン文庫」コレクション「東洋文庫ミュージアム」【東京:駒込】
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Morrison’s Stacks is the most famous of Toyo Bunko’s collections # Travel Information of Tokyo. Please click translation function on the upper right side of the screen.
東洋文庫ミュージアム
駒込警察のすぐ隣に大きなMUSEUMと大きく書かれた幕が掲げられているのが日本一美しい本棚と言われる「モリソン文庫」をもつ東洋文庫ミュージアムです。
入り口を入るとすぐにミュージアムショップと受付けがあります。受付を済ませて扉を開けるとオリエントホールにこのミュージアムの歴史や100万冊に及ぶ貯蔵本の概要などが紹介されています。
そしてオリエントルームの階段を上がっていくと、そこは本好きにはたまらない美しい空間が広がっています。
モリソン文庫
モリソン書庫
東洋文庫の数あるコレクションのなかで最も有名なのがモリソンコレクションです。1917年、東洋文庫の創設者、岩崎久彌は北京駐在のオーストラリア人G. E. モリソン博士から東アジアに関する欧文の書籍・絵画・冊子等約2万4千点をまとめて購入しました。それから一世紀の時間が流れた今ここにその貴重なコレクションがよみがえりました。
東洋文庫ミュージアム 公式ホームページより
実際に本を手に取ることはもちろんできませんが本棚の前に設置されたソファーに座って壮観な眺めを楽しむことができます。
モリソン文庫の裏側には「懐古の道」と名付けられた幻想的な空間があり、過去に展示されたものなどが展示されています。
照明を極限まで落としているので、クレパスエフェクトと呼ばれるスケルトンな空間をうまく使って足下を照らしています。
モリソン文庫の他にもさまざまな企画展示が開催されています。
小さな美術館ですが、1時間ほどじっくり見たら休憩したくなりました。この東洋文庫ミュージアム内には小岩井農場直営のカフェが設置されています。
秋には美しい紅葉を見せてくれる中庭「シーボルトガーデン」を挟んだ向こう側にオリエントカフェはあります。
オリエントカフェ
なぜ小岩井農場のレストランが東洋文庫ミュージアムに入っているのかといえば創設者の岩崎久彌が小岩井農場を経営しているそうで、味は間違いなく美味しいオリエントカフェです。
私は昼時に訪れたのでオイレンブルグセット(ハンバーグランチセット)をいただきます。下写真からでもわかるようにジューシーでしっかりと下か見応えのあるハンバーグに焼きたてのパン、そして小岩井といえばバターが美味です。
他に、サラダとスープ、コーヒーがついて1880円。
美術館を利用してないであろう駒込マダムも見受けられました、あとで気がつきましたが、美術館内を通らなくても直接お店に行ける入り口がありました。
BOOKS青いカバ
ちなみに東洋文庫ミュージアムのすぐ近くには古本屋(&新本)としてかなり高評価の「BOOKS青いカバ」があります。店名は店主が古代エジプトで副葬品にもなっている青いカバが好きだそうで私がもつルリカとウィリアムも店内に鎮座していました。古本を売りにきて、査定を待っている間に店内に飾られた本を見て購入してしまうような店主のセンスが溢れる品揃えの本屋さんです。
ホームページ
アクセス
店名:東洋文庫ミュージアム
住所:東京都文京区本駒込2-28-21
TEL:03-3942-0280
営業時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
※コロナの影響で時間変更されています。
定休日:火曜日(ただし、火曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館)
年末年始、その他、臨時に開館・休館することがあります。
入館料:一般 900円、65歳以上 800円、大学生 700円、
中・高校生 600円、小学生 290円
JR・東京メトロ南北線「駒込駅」から徒歩8分
都営地下鉄三田線「千石駅」から徒歩7分
都営バス上58系統・茶51系統「上富士前」から徒歩1分