アオノクマタケラン (青野熊竹蘭) 学名:Alpinia intermedia 

2018年10月21日

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アオノクマタケラン(青野熊竹蘭)
学名:Alpinia intermedia 
ショウガ科ハナミョウガ属

アオノクマタケラン 青野熊竹蘭  Alpinia intermedia  ショウガ科ハナミョウガ属

 
クマタケランよりも白地が多く赤味が薄い小さな可憐な花をつけるので「青」のクマタケラン。

月桃やクマタケランの葉の様な強い香りがありません。

また、花は上に向かって咲きます。(花序が直立している)本州(九州、四国を含む)でも比較的暖かい地域で見ることができます。

アオノクマタケラン 青野熊竹蘭 Alpinia intermedia  ショウガ科ハナミョウガ属

ヤンバルの森は5月のイジュの花が咲き終わって月桃、クマタケラン、アオノクマタケランの花祭り状態。

アオノクマタケラン 青野熊竹蘭  Alpinia intermedia  ショウガ科ハナミョウガ属

花の開き始めはこうやって巻き込まれているのが徐々に開いていきます。

アオノクマタケラン 青野熊竹蘭  Alpinia intermedia  ショウガ科ハナミョウガ属

アオノクマタケランは月桃(ゲットウ)と中国からはいってきたクマタケランの交配種です。

沖縄ではゲットウやクマタケランの葉を使ってムーチーというお餅に香りづけをしますが、このアオノクマタケランには匂いがないので使えません。

アオノクマタケラン 青野熊竹蘭  Alpinia intermedia  ショウガ科ハナミョウガ属

冬には赤い実をつけ、赤くなる前は黄色の実なのでとてもかわいい姿になります。

写真を見てたら山に入りたくなって来ました。

 

2018年10月21日

Posted by hana